脂肪由来幹細胞を用いた変形性膝関節症の治療

今回からは、当事務所で作成を代行させていただいた再生医療等提供計画についてご紹介させていただきます。


まず第1回目は「脂肪由来幹細胞を用いた変形性膝関節症の治療」について紹介させていただきます。

この治療法は、患者本人の皮下脂肪から製造した「脂肪由来幹細胞」を膝の関節腔内に投与することにより、変形性関節症の症状改善を図る治療法です。

培養した幹細胞を用いるため、再生医療等技術としての区分は第二種となります。

(1)脂肪由来幹細胞とは?

脂肪由来幹細胞とは、名前のとおり脂肪から採取される幹細胞(自己増殖能と多分化能を併せ持つ細胞)です。

人間の成体の色々なところに様々な種類の幹細胞が存在しており、脂肪由来幹細胞はその中でも「間葉系幹細胞」という種類の幹細胞に分類され、脂肪だけでなく骨や軟骨、神経など様々な種類の組織、細胞へと分化する能力を有しています。

同じく間葉系幹細胞に分類される細胞としては骨髄由来幹細胞があり、従来は再生医療への応用のための研究の中心は骨髄由来幹細胞でしたが、近年では脂肪由来幹細胞が注目されています。

その理由としては、骨髄由来幹細胞は骨髄から細胞を採取する必要があり患者への負担が大きく、一度に取れる量が少ないのに対して、脂肪由来幹細胞は皮下脂肪から採取できるため患者への負担が少なく、一度に取れる量が多いことが挙げられます。

脂肪由来幹細胞には前述のとおり様々な種類の細胞に分化する能力があることに加えて、様々な成長因子や抗炎症因子を分泌する能力があることから、脂肪由来幹細胞の投与により組織の再生や炎症の抑制効果が得られます。

(2)変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が擦り減り、炎症を起こすことにより膝関節に痛みが発生する疾患です。

軽度の場合は立ち上がった時や歩いた時などの運動時に痛みが発生するものの安静時には痛みは治まりますが、重症化すると安静時にも痛みが発生し歩行するのも困難になってしまいます。

変形性関節症の主な原因は関節軟骨の老化であり、加齢とともに発症率が上がっていきます。また、肥満や遺伝的素因によっても発症率が上がると言われてます。

(3)脂肪由来幹細胞を用いた変形性膝関節症の治療

この治療法は、前述のとおり患者本人の皮下脂肪から製造した「脂肪由来幹細胞」を膝の関節腔内に投与することにより、変形性関節症の症状改善を図る治療法です。

脂肪由来幹細胞が軟骨に分化する能力を持っていること、成長因子や抗炎症因子を分泌する能力を持っていることから、損傷した関節軟骨を修復し、炎症を抑えることにより変形性膝関節症の症状改善効果が得られます。

この治療法については国内外で多数の文献により治療効果や安全性が報告されており、日本国内でも多数の医療機関が再生医療等安全性確保法に基づく再生医療等提供計画を提出して治療を実施しています。


「脂肪由来幹細胞を用いた変形性膝関節症の治療」は前述のとおり日本国内でも多くの医療機関で提供されており、当事務所でも多数の作成実績があります。

この治療法の提供を検討している方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

事前にご連絡をいただけましたら、営業時間外や休業日にも対応いたします。 また、チャットツールによる打ち合わせにも対応しております

電話番号0798-81-3834クリックでそのままお電話できます。

  • 営業時間
    月〜金・祝日
    9時~17時
  • 定休日
    土日